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住まいに流れるエネルギー その2

住まいのエネルギーは、住まいをつくった人、そこに住んでいる人、そこにかつて住んでいた人、住まいが建っている土地の影響があります。

ですから、先祖代々そこの土地に住んでいる人は、少なくてもその土地の影響を受けることになります。

おじいちゃんが建てた住まいにはおじいちゃんの想いが込められているのです。

おじいちゃんは、子々孫々、みんなが楽しく幸せに生活することを願い住まいを建てたことでしょう!

住まいでは毎日、家族の生活が営まれ、子どもが成長し、家族の歴史が一日一日と積み重なってきたのです。

おじいちゃんが建てた住まいは、おじいちゃんが生涯働いたお金で建てた住まいかもしれません。

一生働いたお金で建てた住まいは、おじいちゃんの生きた証、命の結晶とも言えるでしょう。

住まいは命の結晶ですから、住まいを建てた人の想いや、生活してきた人の想いが自然と込められているのです。

私たちが今、ここに生きているのは、ご先祖様があってのことと感じて住まいを見つめていただきたいのです。

ご先祖様の想いは今もここに生きているからです。

自分で建てた住まいにも、もちろん家族の長い歴史が刻まれています。

住まいでは、笑ったり、悲しんだり、喜んだり、ケンカをしたり、様々な人間模様が繰り返されます。

様々な人間模様を包み込んでくれるのが住まいの役割でもあります。

 

すると今度は、古い家を解体することを躊躇される方がいるかもしれません。

しかし、新しい始まりには必ず解体することが必要です。

人間は全てのものを解体して新しいものを創り上げて・・・を繰り返して発展してきたのです。

ただなんとなく、解体して始めるのではなく、住まいに込められた想いを大切にして、長い歴史があったことを認識してスタートする必要があります。

認識したうえでの住まいの建てかえやリフォームは、ただなんとなく解体するのとは意味が大分違っています。

 

住まいを建てなおしたり、リフォームしたりするのには相当なエネルギーを必要とします。

それは、それまでの家族の歴史を背負っているからなのです。

そして、家族の歴史を背負いながら、住まいと向き合うことができるのは、限られた人だけにしか経験できない人生の大きなイベントの一つなのです。

住まいをつくるということは、限られた人にしか与えてもらえない素晴らしい人生の大イベントだということがわかると、感謝の気持ちが自然とわいてくるから不思議ですね。

子孫の幸せを願うご先祖様の想いが込められた住まいや土地からは多くのエネルギーをいただくことができます。

あなたがご先祖様に想いを馳せれば、きっとあなたの想いは届くと確信しています。

大切な人を思いやる気持ちと同じ心持ちで住まいや土地に接することができれば、住まいづくりはうまくいくのです。

そして、新しい住まいづくりに着手する人たちは、これからの未来に向けて新たな歴史をつくる人たちなのです。

未来に向けて新しい歴史を刻む第一歩を踏み出すことのできる人たちなのです。

 

住まいに流れるエネルギー

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