住まいづくりは過去と未来、そして今をその土地に立体表現したものです。
いったい何のことかしら~?と、思われる方も多いのではないでしょうか?
住まいは、その地域に生きる人達の想いと過去に生きたご先祖様の想いが凝縮して完成します。
実際に住まいをつくるのは、あなたかもしれません。
しかし、多くのご先祖さまの想いがあって実現することだと忘れてはならないのです。
私たちが住まいに関わる時、トントン拍子に事が運ぶ時と、どうしてもうまくいかない時があります。
それは、何か見えない大きなエネルギーが働いているからです。
トントン拍子に話が進むときは、その方向性が間違っていないときで、エネルギー的に応援をいただいているときです。
逆に、いくら頑張っても前に進めなくなっているときは、何か解決しなければならないことが残っているときです。
また、今のタイミングではないときのサインとも言えます。
住まいには大きなエネルギーが流れますから、その力は膨大で抵抗すれば痛手を受けることになります。
ですから、進めない時には、一端、時間を置いたり、あきらめたりすることも必要なのです。
先に進めないのは悪いことではなく、ご先祖様が私たちを危険から守ってくれていると理解することができます。
逆に、応援のエネルギーもまた膨大です。
いただいた応援エネルギーは火事場のバカ力的な要素があり、普段は出来ないことも軽く解決できたりします。
また、偶然が重なり嘘のようにうまく事が運んだりします。
今、私たちが生きているのは多くの困難や災難にも耐えて生き抜いてきたご先祖様のおかげです。
ご先祖様が過去に存在したからという事実を受け止めて想いをはせるのです。
住まいや土地には多くのご祖先様の想いが込められてます。
それは、都会のマンションであっても同じです。
かつては、土ぼこりのたつ畑だったところに、現在マンションが建っているかもしれません。
今、どんな土地でも昔から生きていた人々の営みがそこにはあったのです。
昔、畑だった土地ならば畑を耕していた人々の想いが今もそこには残っています。
どの時代の人々も世の中の平静さを願い、家族の幸せを願う想いがあります。
その想いは今の私達に脈々と受け継がれています。
「みんなが健康で幸せな世の中にしたい!」など、果たせなかった想いや心残りは次の世代へと受け継がれていくのです。
そして…今!
多くの人々の幸せを願う想いが、あなたの住まいという形になって実現するのです。
ご先祖様の想いを含めて、これから私たちが未来をどう生きていくのかを、形にしたものが住まいをつくるということです。
あなたがつくる住まいは孫の代まで受け継がれていくことでしょう。
その住まいで繰り広げられる幸せな気持ちもまた代々と受け継がれていくのです。
未来に向けて幸せのエネルギーで満たされた住まいをあなたがつくるのです。
だから、住まいは過去の想いと未来の生き方を、
今! 空間として立体的に表現したものなのです。
あなたのつくる住まいは過去から未来への時空を超えた幸せの表現の形なのです。