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排除するから価値を認めていくことへ

私は化学物質過敏症になってから

「世の中の化学物質は全て自分の敵!

「化学物質は自分の身体を害するもの!」と、いう固定観念が出来上がっていました。

無理もありません。

空気中の化学物質を吸い込むと

突然、気を失ったっり、フラフラで半病人のような日々が毎日続くのですから・・・

どうやって、自分の身に化学物質が降りかかるのを防ぐか・・・

化学物質から逃げ回り、見えない空気と戦う日々が何年も続きました。

 

けれども、私たちの生活は、どこを見ても化学物質で出来たものばかリで囲まれています。

衣食住のどの部分においても、あなたのまわりで化学物質で出来ていないものや、本当に自然だけのものが、どれくらいあるでしょうか?

現代社会に生きる私たちは、本当に自然の物だけを探すというのはとても難しいものです。

 

私は、ある時、ふと気づきました。

自然豊かな山奥に移り住んで自給自足生活をしたとしても、

何千、何万種類の化学物質を全て排除するのは無理なことだと・・・

そして、化学物質を排除することに意味がないと気づきました。

現代社会で生きていくには、今の状況を受け入れて、化学物質と折り合いをつけて生きていくしかないと、考えが変わったのです。

むしろ、人間が発明し、これだけ普及した化学物質に毛嫌いしないで意味や価値を認めていくことこそ重要だと思うようになりました。

そして、化学物質が特に多い都市で実践することに意味があると思ったのです。

もちろん、選択できるものは出来る限り自然の物を選びます。

それが、人間の身体にとって良いものであると知っているからです。

 

化学物質を悪とみなさなくなった時を境に、私の化学物質過敏症は、どんどん良くなっていきました。

化学物質がやってきても、あまり怖くなくなりました。

そして、空気中の化学物質を気に留める時間がどんどん少なくなっていきました。

 

化学物質を悪とみなさなくなっても、化学物質を察知する能力は変わりませんから化学物質がそこに存在しているのはわかります。

しかし、そこにあるという事実だけを冷静にとらえて、

自分の身体に悪影響を及ぼすかどうかを確認し、必要であれば、その場を即座に離れます。

化学物質を感じただけで身体が恐怖で委縮し、過剰に反応することがなくなったのです。

 

化学物質だけでなく、すべての物や事には良い面と悪い面が同居しています。

というより、どちらの方向から見るかによって、良くなったり、悪くなったりと変化します。

化学物質素材も天然の自然素材も、どちらも良い面と悪い面が表裏一体となっているのです。

人は何かをする時や選ぶ時、一方の側面だけを見て選択をしてしまいがちですが、多面的に見て双方の選択の道を探すことも大切だと思います。

一見、正反対に見えても本当は見る方向の違いだけだからです。

この世に存在するものは全て人間に必要なもので不必要なものは何も存在しないと言われています。

それが全く価値のないものに見えたとしても、一瞬立ち止まり、排除しないで価値を認めていく選択に道は開けるのです。

 

私自身が化学物質過敏症で15年間苦しんだ経験から、現代社会で健やかに生きていくための方法を、独自に切り開きました。

その方法を、化学物質過敏症の専門サイト「カナリア相談室」で分かち合っていますので、よろしければ御覧ください。

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